お金持ち大家さんの秘密、滞納を少なくする方法
大家さんの想定されるリスクとして空室の以上に厄介なのが家賃滞納。
滞納は早期発見、早期対処が重要です。
この場合でも大体の目安は３カ月です。
もちろん１ヵ月単位で家賃の遅れがでたならその都度対応すべきですが
３カ月以上になると滞納された家賃を回収するのが困難になってきますので
保証金などで対応できる３カ月を目安にそれ以上になれば退去の手続きをとりましょう。
「契約解除」を申し入れれば、あわてて全額払ってくれるケースもあります。
その場合は空室リスクを勘案し、
「今度滞納したら即退去」の念書をとってそのまま契約を継続するのもいいでしょう。
本人に払う意思がない場合は保証人に連絡をいれます。
それでも、払う誠意も出ていく意思もしめさないのであれば。
まず、内容証明を送り、その後裁判所の手続きをふむことになります。
少々時間と手間はかかりますが、
家賃滞納が理由であれば確実に退去させることができます。
また、退去したが滞納した家賃を払ってくれない場合は、
６０万以下であれば「少額訴訟」がおこせます。
その場合、１日で判決が出ますし、裁判費用も少なくてすみます。
家賃滞納が１年続いてどうしたらいいかと相談にこられるかたもいますが、
たまってしまうと、借主も払う能力がなくなる場合もありますので
早め早めの対処をすることによってリスクを低減することができます。