もし賃貸物件で自殺されたら?その対処方法
これはどんなに注意してても起こりうる事態だと思われます。
自殺した本人はお気の毒ですが大家さんもかなりお気の毒です。
すぐに見つかればいいのですが、
何日もたって見つかるとそのあとかたずけが大変です。
この場合はまず保証人や親族に連絡をしてあとかたずけをしてもらう必要があります。
保証人もなく親族もいない場合はやっかいです。
室内の残留物はかってに撤去できませんので一定期間保管しておく必要があります。
気のきいた不動産屋や管理会社には、
そういった残留物を保管しておく倉庫を用意しているところもありますが
大家さんがその保管費用を払わなければいけません。
また、親族がいるがかたずけてくれない場合は、
「家財の一切を処分してもよい」という念書をもらっておきます。
そうすれば後々、「勝手に片づけた」と言われずにすみます。
そして、
次に貸す時は「自殺をした」ということをかならず借り手に伝えなければなりません。
中には、安ければ気にしない人もいるので家賃を少し下げたり、
敷金礼金などを0にしましょう。
自殺をしたということを告げなければならないのは1度きりですので
その次の募集の時はなにもなかったかのように募集できます。
私の知り合いの大家さんも自分の物件で自殺に合われてとても、
ショックを受けていましたが幸い、
管理会社がしっかりしていたこともあって次の入居者も見つかり復活しています。
自殺はありえます、避けられません。
重要なことはその後の対処です。
自殺後の物件でも永遠に空き室とうことはないので安心してください。